The FollowingAnimal Medical
人と動物の共生社会の実現に向けて、人と動物のふれあいから生まれてくるもの
〜人と動物の絆〜(HAB:ヒューマン・アニマル・ボンド)を私たちは尊重します。
近年、獣医療での外科手術による治療成績は向上していますが、機能回復の中心となるリハビリテーションの重要性はあまり指摘されておらず、手術後のリハビリは殆どの施設で行われていないのが現状です。
人はリハビリが必要になったとき、自分の意思で一生懸命行いますが、動物ではその意味が理解できません。リハビリは低下してしまった機能を回復させるために非常に重要な位置を占めています。実際、リハビリをすることによって、同じ手術をした動物でもその後の治療成績が異なっています。
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リハビリテーションは、障害によって低下もしくは低下していく生活の質(QOL)の向上や維持、またはその低下のスピードをゆっくりにすることが目的です。
☆リハビリテーションを行うことによって…
・ 痛みが軽減される
・ 筋肉が薄くなるのを最低限にする。筋肉のハリを保つ。
・ 機能回復を早める。
・ 合併症を減らす。
などといった効果が期待されます。
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整形外科疾患:骨折、股関節形成不全、前十時靱帯断裂など
神 経 疾 患:椎間板ヘルニアなど
(椎間板ヘルニア術後を中心に)
屈伸運動(足の曲げ伸ばし運動)
筋肉の緊張緩和、関節可動域の維持に役立ちます。
ポイントは必ずパッド(肉球)が地面を踏みしめているような方向を向かせることです。ただ曲げ伸ばしをするだけでは意味がありません。
目安:朝晩200回ずつ

マッサージ
血流の改善、筋肉の萎縮を最小限に抑えます。
太腿二頭筋、太腿四頭筋をよくもんであげてください。
目安:5~10分程度

屈曲反射の誘発(神経の検査にも使われる反射のこと)
足先(もしくは指)を指でつまむと反射で足が勝手に曲がります。この反射を利用して、動物が自発的に足を動かすことを促します。
目安:朝晩200回ずつ

◆飼い主様は動物に代わってリハビリの内容を理解して頂き、リハビリを動物と一緒に、楽しみながら、無理のない範囲で行っていくことが重要であると考えています。そうすることによって一層深い信頼関係と絆が生まれてくれることでしょう。
参考文献
small animal clinic No.139
名古屋動物整形外科病院HP



