グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



専門診療

カテゴリイメージ

ホーム >  専門診療 >  腹腔鏡手術 >  卵巣子宮摘出術(不妊手術)について

卵巣子宮摘出術(不妊手術)について


動物への​負担の​少なさ・豊富な実績で​選ばれている​浜松どうぶつ医療センターの腹腔鏡(内視鏡)不妊手術

不妊手術の​必要性​

不妊手術は、不要な繁殖を防ぐためだけでなく、将来の命に関わる病気を防ぐための大切な予防医療です。
卵巣や子宮の病気(子宮蓄膿症、子宮腫瘍、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍など)を予防することができます。

乳腺腫瘍の予防

特に「初回発情前(初めての発情前)」に手術を行うことで、約99.5%という高い確率で乳腺腫瘍の発生を予防できるとされています。
1回目の発情後では約92%、2回目以降では約74%まで予防効果が低下すると報告されており、
高い予防効果を得るためには早期の手術が重要と考えられています。

体への​負担が​少ない​腹腔鏡不妊手術

「費用が​安いから」と​いう​理由で、​従来の​お腹を​大きく​開ける​「開腹手術」を​選んでいませんか?​

当院では、不妊手術は​健康な動物に行う予防的な手術だからこそ、​体への​負担を​最小限に​抑えた​“腹腔鏡手術(低侵襲手術)”を​おすすめしています。​

傷が小さく、痛みが少ない

腹腔鏡手術では
3〜10mm程度の小さな傷を数か所つくるだけで手術を行います。
卵巣を強く引っ張る操作が少ないため、
開腹手術と比べて痛みが少なく、回復も早い傾向があります。

ご飯が早く食べられる

お腹を​大きく​開けないため臓器の​乾燥や刺激が​少なく、​胃腸の​回復が​早い傾向にあります。
また​術後の​癒着も​起こしに​くいとされています。

エリザベスカラーが​ほぼ​不要

傷が小さく気になりにくいため、
エリザベスカラーを装着せずに過ごせるケースも多くあります。
※動物の性格や術後の状態により装着する場合もあります。

当院が選ばれる理由

不妊手術以外の「様々な腹腔鏡手術」も日常的に行う専門医療体制

当院では不妊手術だけでなく、
・肝臓や腸などの詳しい検査(生検)
・膀胱結石を取り除く手術
・お腹の中にとどまった精巣(停留精巣)の摘出
など、さまざまな腹腔鏡手術を日常的に行っています。
こうした幅広い腹腔鏡手術の経験と医療体制をもとに、
安全性に配慮しながらスムーズな手術を行える体制を整えています。

腹腔鏡担当 院長 舘澤 仁

腹腔鏡手術の豊富な実績

当院のすべての実績ではありませんが、腹腔鏡を使った手術の実例をまとめています。

小さな子でも安全に手術できる「極小の専用器具」と「具体的な実績」

腹腔鏡手術は、体の小さな小型犬や猫ちゃんには難しいとされるケースもあります。
しかし当院では、2.7mmや5mmという極小サイズの内視鏡(カメラ)や器具を完備しています。
実際に、1キロ台の小さなチワワ(1.18kg)や猫(2.23kg)等の手術の実績があります。

手術の流れ

1.手術の予約

避妊手術をご希望の方は、まず診察のご予約をお取りください。

当院では手術の前に診察を行い、腹腔鏡手術の方法、合併症、費用などについて詳しくご説明いたします。
初診の方や、しばらく受診されていない場合も一度診察を受けていただいてから手術日を決定します。
診察予約は公式LINEから受け付けています。

2.手術前日

手術前日は食事とお水は与えて構いません。

3.手術当日

朝ごはんとお水は抜いてきてください(お水は朝6時までは飲ませて構いません)。
9時00分~11時30分の予約時間に来院して頂き、診察をして異常がなければお預かりいたします。
手術までに麻酔前検査(血液一般検査、血液化学検査、凝固検査、尿検査、胸部レントゲン検査、場合により心電図、超音波検査など)をおこないます。

4.退院(手術翌日)

診察により異常がないことを確認し、診療時間内に退院になります。
自宅でのお薬の内服、傷の消毒などは必要ありません。
エリザベスカラーは通常必要のないことがほとんどですが、必要と判断された場合はご購入いただきます。
退院当日は通常どおり食事を与えてかまいません。

5.術後の通院

術後7~10日に来院していただきます。
傷口のチェックと抜糸、体調に問題ないか診察いたします。
傷口に問題なければ1週間後からトリミング、シャンプーしてもかまいません。

費用について

腹腔鏡不妊手術の費用感

術前検査と合わせて、10~13万円(税別)程度となります。
手術内容の変更や患者様の年齢や状態により別途費用が必要になることもあります。

費用の詳しい内容はお問合せください。

開腹手術との比較

当院の腹腔鏡不妊手術は麻酔管理、専用機器の操作・監視など安全を最優先するために常時4名体制で手術しております。そのため、一般的な​開腹手術​(通常2名体制)の費用よりも高く感じられるかもしれません。

費用が​少し​高くても、​「我が子に​一番優しくて​安全な​方​法を​選んであげたい」と​いう​ご家族に​選ばれています。​

手術のリスクについての説明

麻酔および「気腹」による影響

腹腔鏡手術では、全身麻酔のもとでお腹の中に炭酸ガスを入れて膨らませる「気腹」という操作を行います。
この操作により体に一時的な変化が生じることがありますが、手術中は麻酔モニターを用いて心拍数、血圧、呼吸状態などを継続的に確認しながら、麻酔管理を行っています。

開腹手術への切り替え(コンバージョン)

腹腔鏡手術は体への負担が少ない手術方法ですが、出血や臓器の状態などにより、状況に応じて開腹手術へ変更する場合があります。

手術中に起こりうるトラブル

まれに以下のようなことが起こる可能性があります。
  • 出血
  • 麻酔リスク
  • 開腹への変更
  • 機器トラブル

手術中は常に状態を確認しながら進めており、万が一の場合には適切に対応いたします。

術後の合併症(軽微なものを含む)

術後にはまれに以下のような症状が見られることがあります。
  • 傷口の腫れや赤み
  • 軽度の出血
  • 一時的な食欲低下や元気の低下
  • 傷口を気にする行動

多くの場合は数日で改善しますが、症状が強い場合には治療を行います。

当院では、これらのリスクを最小限に抑えるため、事前の術前検査の徹底、最新機器の導入・保守、および複数名による厳重な監視体制のもとで手術を行っております。

腹腔鏡手術が適さない場合

腹腔鏡手術は体への負担が少ない手術方法ですが、動物の状態によっては適さない場合があります。
例えば以下のような場合です。
  • 重度の心臓病や呼吸器疾患がある場合
  • 過去の手術などによりお腹の中の癒着が疑われる場合
  • 体格や体重が極端に小さい場合
  • その他、診察や検査の結果から腹腔鏡手術が適さないと判断された場合

その場合は、動物の安全を最優先に考え、開腹手術など別の方法をご提案することがあります。

診察のご予約

まずはこちらのLINE公式アカウントにご登録の上、診察をご予約ください。